昨年9月初めに温泉地区内3か所(湯村1か所、平田2か所)に栽培委託した平田カブについて、今年も門自治会の吉川昭徳氏に同行をいただきながら現地での生育状況調査を行ない、優良と思われる株を選抜し、その種子を確保するためパオパオによる被覆をして交配防止対策を講じました。原種がないという条件下、特産品化を目指して長年にわたって取り組んでいる事業ですが、本年度は島根大学生物資源科学部へ研究と栽培指導の依頼を行なう予定であり、その成果に期待をしているところであります。
好天に恵まれた4月26日(日)、道の駅「おろちの里」の敷地を利用し、本年度第1回目の青空野菜市を開設いたしました。山菜が豊富なこの時期、一番人気の「タラの芽」、近年脚光を浴びている「コシアブラ」を始めとして、ユキノシタ、ワラビ、柿の葉、ミツバ、タケノコ、セリ、山椒、コゴミのほか、椎茸や玉ねぎなど材料豊富に取り揃えて「天ぷら」を提供し、地区内外からの来場者に春を感じ取っていただきました。また、恒例により槻之屋そば打ち同好会の皆さんにも出店していただき、お好みで天ぷらを乗せた「天ぷらそば」が即席メニューになるなど、盛況のうちに終えることが出来ました。